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 新型コロナウィルスが未だに猛威を振るっている。毎日、20数万人の感染者数が報道されている。季節性インフルエンザ相当の5類に変える議論もなされているとか。高齢者であるわたしは感染すれば重症化するリスクが高いわけですし、どう考えたらいいのか迷っています。近々4回目のワクチンを接種する予定ではありますが。5類になると今のようなワクチン接種形態ではなくなるのだろうし、有料になるとかと大臣が発言したとか。インフルエンザ相当の料金なら許せるが。ワクチンの保存とか考えたら予約とかどうなるんだろうかね。インフルエンザと新型コロナウィルスの両方のワクチンを接種するのは怖いような、どうなんだろうね。諸々と鬱陶しいウイルスだこと、ウイルスバスターは現れないものかな・・・







 鹿島アントラーズは、監督交代後の初試合であるアビスパ福岡戦に2-0で勝利しました。チームに情熱と一体感が生まれているように感じられる試合でした。鹿島はこうでなきゃ。これを継続してチームを新たに創って行って欲しいな岩政監督には。とここで新監督には困難な事態が起きてしまいました。SBの常本選手とCBの林選手が怪我をしてしまいました。二人とも全治8週間ということで選手のやりくりも大変な状況となってしまいましたが何とか選手全員で今シーズンを乗りきってほしい。リーグも僅かだが可能性が有るし、天皇杯も残されている。ガンバレ鹿島アントラーズ!!







「休石」
「あなたが急に足早で 何か約束でも思い出したように登ってゆく 待ってください 呼ぶ声は切れぎれに 日の暮れがたに 石段は長い」
あの人は何を思って歩き去って行ったのだろう。小さなものであっても絆は確かにあったと思う。約7年の間、細々と繋がりはあった。でもあの人は一緒に歩いて行こうとは答えてくれなかった。彼の地にわたしが永住を決心したなら返事は違っていたのだろうか。今はもう決して知りえない答え・・・

「忘れていない 忘れたつもりでいただけ 隠れ鬼をしようと私が言った 私が鬼です あなたは痛む足を引き上げ引き上げながら 登って行った 見えなくなるまで登って行った」
わたしはその後、様々な恋愛をして来た。そうあなたとの別れから崩壊したように。あなたを忘れるように。何人かは一生のパートナーにと思ったこともあったが、わたしの出自や家族構成を理由に最初から答えは決まっていたようだ。そんなものでわたしの何がわかるというのか。わたしの人生はそういうことか?そういうものなのか?と落ち込んだ時に癒し励まされるのが、あの人との想い出と中島みゆきさんの歌。それらが無かったらわたしはどうなったのか。その二つがわたしにとっての休石・・・

「待ってください 呼ぶ声は切れぎれに 日の暮れがたに 石段は長い 「もういいよ」 休石で休んで待っていてね 「もういいよ」 伝えればよかった言の葉が散っている 私は両手に搔き集め 後悔坂を這い登る  私は両手に搔き集め 後悔坂を這い登る」
                             「休石」より 中島みゆきさん












八丁越 新・酔いどれ小籐次(二十四) (文春文庫)

佐伯 泰英
文藝春秋
2022-07-06




御留山 新・酔いどれ小籐次(二十五) (文春文庫 さ 63-25)

佐伯 泰英
文藝春秋
2022-08-03


長く楽しんで来た酔いどれ小藤次シーリズも完結となりました。年齢も近く設定されていたので感情移入もしやすく筆者の各シリーズのうちでも一番好きなシリーズでした。筆者も御高齢となり次々とシリーズ物を完結しており、残念ではありますが仕方ないことか。さて本シリーズ、城無し大名と謗られた主君の涙を見てしまった厩番の下士がその屈辱を晴らすため四家の大名行列の御槍先を切り落としたことから始まったが・・・江戸の下町の付き合いが楽しみの一つだった。このような小説が増えるといいが





桔梗の花が咲くころに必ず迎えに来る。こう言った若者はお家騒動の渦中の大名家の領地に向かった。江戸では次々と浪人の殺害事件が起きていた。剣一郎が捜査に乗り出すが。若者の想いはかなうのか





裄沢広二郎は北町奉行所の中ではいささか持て余し者のはぐれと呼ばれていたが、ある事件で3人もの上司をお役から飛ばしてしまったことから奉行所の中のみならず町中からも注目される存在となった。商人の付け届けを突き返したことから事件は起こる・・・







秋山久蔵の息子・大助の着物の袂にいつの間にか入れられていた助けを求める文。全く覚えのない大助だが久蔵は素早く動く。いったい誰が助けを必要としているのか・・・