なんて鬱陶しい4連休の始まりだ。雨だし、梅雨はいつ明けるんだい。ああ、脳みそまでカビが生えそうだ。コロナは完全に第2波が到来しているし、経済への影響を考慮して再びの非常事態宣言は出せないしのようだし。重症化しないから関係ないとか言う輩がいるし、ああ、胸糞が悪い。鹿島アントラーズは全然勝てないし、巨人は負けるしで昨夜はやけ酒の量は増えるし、ああ、鬱陶しい。
何か明るい話題はないのか? 少年期の頃に読んだSFでエドモント・ハミルトン著「キャプテン・フューチャー」シリーズというのがあった。キャプテン・フューチャーのカーティス・ニュートンと生きている脳サイモン,ロボットのグラッグと合成アンドロイドのオットーの4人が太陽系の秘密を暴き悪人もやっつけるという明朗痛快宇宙冒険活劇といった作品か。日本では1970年に早川SF文庫が創刊され、当初の娯楽路線により発刊された「透明惑星危機一髪」からシリーズ化された。訳者はもちろんあの野田昌宏大元帥であった。サイエンスフィクションというより冒険活劇小説に近かったのかな。でも、わたしは好きで夢中で読んでいた。コメット号で宇宙を駆ける夢をよく見たもんだ。懐かしい少年の頃。そのシリーズが帰って来た。アレン・スティールという作家がリブート版として蘇らせてくれたのだ。何とも嬉しい、先日、「キャプテン・フューチャー 最初の事件」という作品を手に入れた。創元SF文庫さんからの発刊だ。創元社さんありがとう。この連休中に読もうと考えている楽しみだ。なんだ楽しみがアルではないか・・・夢中で読み進められる作品でありますように!!!
鹿島アントラーズは、う~ん。え~と。ここで書くとまた気分が下がるなぁ。横浜FMに勝って今シーズンやっとこの1勝目。昨夜はここまで勝ちのない湘南にウノゼロの敗戦。選手に覇気というか自信というかが感じられないと思うのはわたしだけ?チームを再構築するとフロントは言っているが、この路線でこの監督で大丈夫か?という不安は出て来た。しかし、ただのサポーターの一人としては見守ってゆくしかないのかな。凋落の始まりでなければよいが・・・また暗くなってしまった。過去のゴール集でも見るか。
「あわせ鏡」1981年発表のアルバム「臨月」に収録。「なりたい夢となれる夢とが本当はちがうことくらい わかってるから鏡みるとき芝居してるのよ」このフレーズが印象に残っている。当時、自分のやっていることが夢とはだいぶかけ離れて来ているのを感じ始めていました。もがけばもがくほど夢とは違う方向に向かうわたしが居ることに気づいたあの頃。釧路に赴任して2・3年目の頃かな。仕事は夢中で頑張っていたし土地にも独特の気候にも慣れつつあって、でも夢とは違う方に向かっている自分に苛立ち夜の街に繰り出していたのかも知れないね。飲めなかった酒を呑んでは吐き飲んでは吐きを繰り返していた。いつしかお酒も飲めるようになっていた。後付けの考えだろうか?当時はそんなことが楽しかっただけかもしれないが・・・「鏡よ鏡 あたいは誰になれる 鏡よ鏡 壊れてしまう前に 明るい顔ができるまでには クスリたくさん必要よ 大丈夫よって言えるまでには お酒 必要よ」確かに自分に折り合いをつけて大丈夫となるにはたくさんのお酒が必要だったね。あとたくさんの時間も・・・
80年の歳月を越えてキャプテン・フューチャーが帰って来た。わたしが少年時代読んでいた時期からでも半世紀は超えている。シリーズ各編の内容はザックリとではあるが記憶に残っているようなので、そんな記憶を呼び起こしながら本作品を読んでいる・・・
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